本当に正しい敏感肌のスキンケアと効果のある化粧品の選び方

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敏感肌でもスキンケアや化粧品を楽しみたい!
このコラムでは、敏感肌の正しいスキンケアと化粧品の選び方をお伝え致します。

敏感肌を正しく理解する

敏感肌には、様々な見解があり非常に主観的で曖昧です。
まずは、正しく敏感肌を理解しましょう。

少しの刺激で、発赤・痒み・湿疹・染みるなどの症状が出やすい肌のことを、総称で「敏感肌」と言います。
角質層にある、バリア機能(外的刺激から皮膚を守る働き)を担う「細胞間脂質」と呼ばれる物質が少ないことが主な原因です。
また、アレルギー体質の人も敏感肌になりやすい傾向にあります。

そして、本当の敏感肌というのは、上記のような症状が生まれつきある人を指します。
生まれつき敏感肌の人は、アトピー等の皮膚疾患を併発している場合や症状に個人差があるため、皮膚科を受診して、ご自身の肌に合う最適なケアを相談しましょう。

敏感肌の程度

敏感肌も症状によって3つの段階に分けられます。

 

敏感肌の程度チェック!
重度 ・洗顔時や入浴時に水を浸けるだけでも染みる
中度 ・顔全体に赤みやカサつきや粉吹きがある
・髪の毛や化粧水が触れると痒みが出る
軽度 ・痒みはないが所々に赤みやカサつきがある


乾燥肌は敏感肌になりやすい!?

敏感肌の特徴としては、乾燥肌から移行する場合が多いという点です。
乾燥肌になると、肌を守ろうとして角質細胞が通常よりも速いスピードで形成されていきます。そうなると、角質層は厚みを増して不安定になり、バリア機能を担う細胞間脂質の抵抗力が低下します。

その結果、肌にダメージを受けやすくなるという悪循環です。
特に、気温や湿度が低下する冬場に起こりやすいのが特徴です。

img

角質層のバリア機能(イメージ)

出典: http://www.kao.com/jp/skincare/structure_03.html

自称敏感肌

敏感肌という言葉が浸透して、ちょっとした吹き出物や斑点ができただけでも、私は敏感肌だと勘違いする「自称敏感肌」の人も見受けられます。

どれだけ気を付けていても、たまには誰でも肌の調子が悪い時はあります…
ですから、本当の敏感肌の人はそれほど多くはないため、あまり神経質にならないことも大切です。

中には、些細なことで化粧品が合っていないと思い込み、次から次へと変えてしまい、逆に肌の調子を狂わせているケースもあります。

ポイントとしては、一週間以上経っても症状が回復しない場合は、注意が必要でしょう。

自ら敏感肌を招く3つの原因

生まれつきではなく、気付いたらいつの間にか敏感肌になっていたという人は、自ら故意に招いている可能性が高いです。
一体、その原因は何なのでしょうか!?

バリア機能を担う細胞間脂質は、ただでさえ年齢を重ねるごとに減ってきます。
それを、普段のスキンケアで故意に傷めつけていることが、主な原因です。

 

界面活性剤

界面活性剤という乳化成分が多く含まれる化粧品(特にクレンジング料)は、細胞間脂質の環境に影響を与えます。
※少量なら問題ありません

 

刺激

クレンジングや洗顔時での力の入れすぎや時間の掛けすぎ、血行促進のための過度なマッサージなど、肌に対して過度に摩擦を加えることは、細胞間脂質を減少させます。
また、化粧水やローションをコットンで叩き込む、手でパンパン叩くなどの行為も、細胞間脂質の機能を弱めます。

 

不規則な生活

慢性的な睡眠不足、偏った食生活、ストレスの蓄積などは、肌の新陳代謝が乱れ、細胞間脂質の生成力が衰えます。悩む女性4

敏感肌にならないためには

敏感肌になってから対処することは、とても辛い思いをすることになりますので、敏感肌にならないよう普段からしっかりとした予防策を施す必要があります。
予防に勝るケアはなし!

 

保湿化粧品

メインとなるのが保湿化粧品です。1年を通して朝晩しっかり塗りましょう。
夏でも、保湿化粧水ではなく保湿美容液を常用して下さい。化粧水より美容液のほうが、保湿成分が多く含まれている傾向にありますので、バリア機能の働きをサポートしてくれます。
サラッとした保湿乳液でも良いでしょう。

 

界面活性剤が少なめの化粧品

界面活性剤で最も注意が必要なアイテムは、クレンジング料です。
一般的に刺激が少ないと言われるのは、ミルクかクリームタイプです。
ただし、全てに当てはまるわけではなく、成分を見ただけでは判断できないため、こればかりは実際に使ってみないとわかりません。

また、リキッドやクリームタイプのファンデーション、化粧下地にも多く配合されるケースが目立ちます。
界面活性剤が少ないのは、パウダー系ファンデーションです。

化粧水や美容液ばかりに目が行きがちですが、クレンジング料やメイク料の選定は、スキンケアの盲点だと肝に銘じて下さい。

 

刺激を与えない

・擦り過ぎない
クレンジング&洗顔時での擦りすぎ、時間の掛けすぎには注意が必要です。
肌にのせてからすすぎまでは、各1分以内に終わらせ、マシュマロが凹むか凹まないくらいの力加減がベターです。
加えて、引っ張る・持ち上げるなど力の入った強引なマッサージは控えましょう。

・叩かない

化粧品の浸透目的や顔の引き締め目的で、叩く行為は厳禁です。
化粧品成分は、わざわざ叩かなくても自然に浸透するようにできています。化粧品は、手の平で顔全体を押さえるようにして馴染ませましょう。
また、叩いても顔が引き締まったり小顔になることはなく、あくまでも一時的な効果に過ぎません。

 

1日6時間以上の睡眠

バランスの摂れた食生活やストレス軽減も大切ですが、特に寝不足に気をつけましょう。
肌の細胞分裂は、寝ている間に行われますので、毎日最低6時間以上の睡眠を確保して下さい。スキンケア4

敏感肌になってしまったら

どれだけ気をつけていても、急激なホルモンバランスの乱れなどで、敏感肌になることがあります。
そこで、適切な対処法を解説させていただきます。

 

肌への接触は極力避ける

刺激は敏感肌にとって大敵です。
気になるのはわかりますが、なるべく肌に触れることは避けましょう。

 

こってりとした保湿化粧品

水っぽいもの(化粧水やローション等)は治癒が遅くなるので控え、こってりとした保湿美容液や保湿クリームのみで様子を見ましょう。配合されている保湿成分は、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどがベターです。
ポイントは、配合されている全成分がシンプルなものを選ぶこと。なぜなら、皮膚は複雑な化学構造になっているのものに対して、痒みや湿疹やかぶれを起こしやすいという性質があります。つまり、多くの成分が入り混じっている化粧品ほど、刺激反応を起こすリスクが高くなるというわけです。

水や化粧品をつけただけも染みる重度の場合は、市販のワセリンのみを塗布し、症状が落ち着くのを待ちましょう。

 

メイク料は軽いもの

メイクは、ルースパウダー(粉おしろい)など、クレンジング不要の洗顔料のみで落とせる軽いものにしましょう。

 

十分な睡眠

皮膚の回復をサポートする睡眠を、1日7時間以上確保しましょう。

 

回復後のスキンケア

回復後は、『敏感肌にならないためには』で紹介した予防法を実践しましょう。
なお、これらのケアを10日ほど続けて少しも回復しない場合、逆に悪化した場合、体調不良も同時に起きている場合は、内的要因が絡んでいることも考えられますので、クリニックの受診をお勧めします。スキンケア1

まとめ

スキンケアの原点は、肌の健康維持です。
そんな毎日のスキンケアで、自ら肌を傷めつけてしまっては、元も子もありませんよね。

バリア機能が低下して敏感肌になると、回復するまでにある程度の時間を要します。
辛い思いをしないためにも、普段から常に予防を意識して、敏感肌に怯える日々にピリオドを打ちましょう。

>>目からウロコ!?化粧品の本音

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