パルミチン酸レチノール入りの美容液やクリームの効果と注意点

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科学の進歩で、近年は様々な化粧品成分が開発されており、どれも最新の研究を駆使した素晴らしいものばかりです。

当サイトでは、エビデンス(科学的根拠)の評価が高い成分を、定期的に解説していきます。
今回取り上げるのは、「パルミチン酸レチノール」という美容成分です。

パルミチン酸レチノールとは

簡単に申し上げますと、ビタミンA成分の一種です。
ビタミンA成分も、酢酸レチノールやレチナールなど複数ありますが、刺激が最も少なく安定性に優れているのがパルミチン酸レチノールです。

パルミチン酸レチノール
出典: http://a-care.net/feature/type/

パルミチン酸レチノールの効果・効能

ハリのなさ、弾力低下、目元・口元の加齢サインなどは、皮膚に存在するコラーゲンの状態によって決まります。
パルミチン酸レチノールは、そのコラーゲンとの親和性が深い美容成分です。

また、角質層にも作用し、肌の見た目を左右するキメの乱れにも働きかけます。

つまり、年齢と共に現れる悩みに働きかけ、健康的な肌へ導いてくれるうれしい美容成分なのです。

パルミチン酸レチノール入り化粧品の選び方

製品の全成分におけるパルミチン酸レチノールの配合上限濃度は、0.03%までと制限されいるようですので、できるだけ多く入っているアイテムを選びたいですね。

パルミチン酸レチノールは、油溶性成分のため水には溶けません。
つまり、化粧水のような水っぽい化粧品よりも、美容液やクリームのようなこってりとした化粧品に多く配合されています。

化粧品は予防である

パルミチン酸レチノール入りの化粧品に限らず、どの化粧品にも言えることは、肌の老化を改善するものではなく予防である、ということを肝に銘じましょう。

加齢により進行してしまった皮膚は、構造そのものが変化してしまっているため、化粧品で以前の肌状態に逆戻りさせることはできません。
いかに老化肌の進行を緩やかにできるかを重点にした、予防力に優れた化粧品を見極める目利き力を養いましょう。

パルミチン酸レチノール入り化粧品の最適な使い方

パルミチン酸レチノールを売りにしている化粧品は、目元用のものが多いのですが、それは、皮膚の薄い目周りが最も効果を実感しやすいからです。

しかし、目元以外に使用してはいけないと言っている訳ではありません。ここがミソです。
肌の老化は、部分的に進行するわけではないので、顔全体を意識したケアが大切です。
つまり、コラーゲンは目元だけに存在するものではないため、顔全体に塗布したほうが、スキンケアとしての効率性がアップします。

パルミチン酸レチノール入り化粧品の注意点

化粧品は、刺激があってはならないものとされていますが、パルミチン酸レチノールの入った化粧品は、一部の人に起こる「レチノイド反応」に注意が必要です。

カサつき、赤み、ほてり、痒みなどの症状が現れた場合は、使用量・使用頻度を減らしましょう。続けて使用することで、徐々に解消されるケースが多いです。
*刺激反応が過剰な場合&一向に症状が治まらない場合は、使用を中止して下さい

初めての人は、最初は1週間に2回程度の少量使用で、問題なく慣れてきたら、少しずつ増やしていきましょう。

敏感な肌質でご不安な人は、美容皮膚科などのクリニックへご相談されると良いです。

最後に

パルミチン酸レチノールは、気をつける点もありますが、エイジングケアを中心に肌の手入れを行いたい人には、是非試していただきたい美容成分です。

多くの皆様が、美しく歳を重ねていただけるよう願ってやみません。
>>レチノールを含む美容液一覧



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