受胎後に現れやすい3つの顔肌トラブルとは!? 症状に則したスキンケアで妊娠中も美肌をキープしよう

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“おめでた”がわかった後は、お腹の赤ちゃんのことで精一杯!
そのお気持ちは、よくわかります。

しかし、出産後も美肌を維持するためには、妊娠中も最低限の手入れは必要です。
難しいことではなく、ポイントを押さえたスキンケアを実践すれば、1日10分も掛かりません。

このコラムでは、妊娠中に出やすい3つの肌トラブルと最適なスキンケアについて、詳しくお伝え致します。

妊娠中の肌状態には個人差がある

妊娠すると、ホルモンのバランスが崩れるため、肌の調子が悪くなると言われていますが、人によって個人差があります。

肌状態が良くなる人もいる

妊娠前と比べて、逆に良くなる人もおられますし、ほとんど変わらない人もおられます。
そのような人は、今までと変わらないスキンケアを続ければ問題ないでしょう。

肌状態が悪化しても慌てない

注意が必要なのは、明らかに肌状態が悪化した場合ですが、ここで大切なことは、決して慌てないことです。
妊娠中の肌トラブルは、大抵一時的なもので、出産後に改善することが多いのです。

妊娠中に現れやすい肌トラブル① ~肝斑~

肝斑はシミの一種で、女性ホルモンのバランスが崩れることで発症すると言われています。

肝斑出典: http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_transino/transino-2/kanpan/

頬骨辺りに、左右対称にモヤッと広がるようにできるのが特徴です。
薄い茶色や灰褐色のものが多く、比較的形ははっきりしています。
稀に、鼻下(口上)や額にできる人もおられます。

老人性色素斑と混同しやすい

注意が必要なのは、一般的なシミ(紫外線や加齢による老人性色素斑)と間違えやすいということです。
専門的な書籍を見ると、肝斑だと思い込んでいた人の大多数が実は老人性色素斑だった、というデータもあります。
つまり、肝斑の割合はそれほど多くないと考えられるため、判断に迷う人は、皮膚科を受診しましょう。

紫外線対策を忘れずに

肝斑は、出産後に徐々に薄くなる人がほとんどなので、意識過剰になる必要はありません。
しかし、シミの仲間には変わりはなく、日焼けをすると沈着してしまうこともあるので、紫外線対策は行いましょう。

肌への刺激が大きい日焼け止め専用化粧品ではなく、負担が少ないパウダーファンデーションの活用がベストです。
ファンデーションの顔料に含まれる酸化チタンや酸化亜鉛は、紫外線散乱剤として使われているため、UV表示のないものでも、日常生活レベルの紫外線はカットしてくれます。

内服薬が有効

肝斑は、トラネキサム酸(トランサミン)やトランシーノという内服薬が有効です。
ただし、人によっては効果が出ないことも僅かながらある、また、肝斑以外のシミには高い作用は見込めないようです。

心得ていただきたいのが、妊娠中の薬の服用は、胎児に影響を及ぼすこともあるため、市販の肝斑薬は自粛して、必ず皮膚科での判断を煽ることです。

妊娠中に現れやすい肌トラブル② ~敏感肌~

妊娠すると、肌が敏感なる人がおられます。

手・髪・タオル等が肌に触れただけで、痒みや発赤などが出る…
長年問題なく愛用している化粧品が、染みるようになる…
など、微感覚にも反応するようになります。

刺激を与えない

刺激は、敏感肌にとって大敵です。
気になるのはわかりますが、なるべく肌に触れることは避けて下さい。

クレンジングや洗顔は優しく行う

敏感な肌は、摩擦によってさらに進行しやすくなるため、クレンジングや洗顔は、優しく手短に行うことです。
マシュマロが凹むか凹まないか程度の力加減が最適で、それぞれ1分以内に済ませましょう。

保湿化粧品のみで様子を見る

肌が敏感になった時は、保湿美容液や保湿クリームのみで様子を見ましょう。配合されている保湿成分は、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどが良いです。
なお、多くの成分が入り混じっている化粧品ほど、刺激反応を起こすリスクが高くなるため、全成分がシンプルなものを選ぶことです。

化粧水は敏感な肌には不向きですので、避けましょう。
化粧品をつけただけも染みる場合は、市販のワセリンを塗布し、肌が落ち着くのを待ちましょう。
クリーム1

メイク料は軽いものにする

メイク料は、肌に優しいパウダーファンデーションがベターで、クレンジングが不要で洗顔料のみで落とせるルースパウダー(粉おしろい)がベストです。

十分な睡眠を確保する

皮膚の回復を助ける睡眠を、1日7時間以上確保しましょう。

バランスの摂れた食事を心掛ける

ビタミンが豊富な、緑黄色野菜(ニンジン・春菊・ほうれん草・ピーマン・かぼちゃなど)を中心とした食生活を心掛けましょう。
加えて、大豆食品(豆腐・納豆・豆乳など)やヨーグルトも、毎日摂り入れると良いです。

妊娠中に現れやすい肌トラブル③ ~オイリー肌~

妊娠すると、皮脂腺が活発になり、皮脂(顔の脂)の分泌が増える人がいます。
その影響で、ニキビが出やすくなる、毛穴が開き詰まりやすくなる、メイクが崩れやすくなるなどのトラブルに繋がります。

ビタミンC誘導体入りの化粧水を使う

ビタミンC誘導体は、若干ですが、皮脂の分泌を抑える作用と皮脂の酸化予防効果があります。
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、3-O-エチルアスコルビン酸、リン酸アスコルビルMg、アスコルビルリン酸Naと表記されたビタミンC誘導体がお勧めです。
これらは水に溶ける水溶性成分なので、化粧水やローションに多く配合されています。
ビタミンC

オイルフリー/オイルカットの保湿美容液を使う

皮脂によるテカリやニキビには、オイルフリー/オイルカットの保湿美容液が有効です。
保湿成分を補って肌の水分量を増やすことにより、皮脂とのバランスを整うため、テカリが軽減します。
また、ニキビの原因の1つとして毛穴の詰まりが挙げられますが、保湿を促すことで毛穴周りの皮膚を柔軟に保ち、詰まりを防ぎます。

油取り紙を使う

昼間の皮脂対策としては、油取り紙が打って付けです。
時間が経過した古い皮脂(過酸化脂質)は、毛穴の開きやシワなどの肌老化を促進するため、適度に除去することが望ましいのです。

皮脂を取り過ぎると乾燥するというイメージがありますが、潤いを維持する大黒柱は角質層の細胞間脂質(主にセラミド)ですし、皮脂は分単位で分泌されていますので、それほど気にする必要はありません。
油取り紙の肌への負担は、ほぼ無いとみて良いでしょう。

妊娠中に現れやすい顔肌以外の皮膚トラブル

顔以外の肌トラブルとしては、じんま疹・湿疹・痒疹(強烈な痒みを伴うイボ)・恥部(乳輪・陰部)の痒みや黒化(色素沈着)・妊娠線(お腹の皮膚が引っ張られることによる亀裂や割れ目)があります。

これらは、日常レベルのケアで対処するにはリスクが大きいため、皮膚科での診断が正当です。

終わりに

冒頭でも申し上げましたが、妊娠中の肌トラブルは、出産後に改善されるケースが多いため、ストレスを溜めないためにも意識しすぎないことが大切です。

また、受胎後は、体調そのものが乱れやすいので、ご自身の状態と照らし合わせながら、できる範囲で取り組めば良いでしょう。
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