シワはタルミ・毛穴の開きの原因と同じ!? レチノール・ビタミンC誘導体・ピーリングのトリプル効果で周りと差をつけよう

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シワが、タルミ・毛穴の開きの原因と同じだと言うことを知っている人は、あまりいません。

インターネットを中心に、化粧品や美容法の情報ばかりが氾濫し、正しい肌老化の経緯を知る機会が少なくなっています。
偏った見識に流されないためにも、最低限の皮膚の仕組みを理解し、効率の良い化粧品を選ぶことが、美しく歳を重ねるための第一歩です。

このコラムでは、シワの原因と最適なスキンケアを詳しくお伝え致します。

シワには2つのタイプがある

シワは、2つに分類されます。

表皮性シワ

表皮性シワは、主に乾燥によってできるシワで、冬場に現れやすいと言えます。

真皮性シワ

真皮性シワは、コラーゲンやエラスチンの変性に加えて、表情による動きが繰り返されることでできるシワで、一般的にシワと言えばこちらを指し、小ジワと大ジワに分けられます。
小ジワは、表情筋の方向と垂直に刻まれた細かいシワで、大ジワは、タルミによってできる太いシワです。

真皮性シワができる原因

加齢に伴い多くの人が悩むのは、表皮性シワではなく真皮性シワです。
ここでは、真皮性シワに的を絞って、解説させていただきます。

紫外線によるコラーゲン・エラスチンの変性

真皮性シワは、肌のハリや弾力を保つ真皮層のコラーゲンやエラスチンの変性、そして、コラーゲンやエラスチンを生産する線維芽細胞の機能低下が原因です。

img

出典: http://www.kao.com/jp/skincare/structure_04.html


コラーゲンやエラスチンは、加齢に伴い自然に衰えてきますが、紫外線によるダメージが最も大きいと言えます。
生まれてから浴び続けた紫外線量に比例して、シワの数も多くなることが分かっています。
紫外線

表情筋の緩み

表情筋は、年齢と共に質が低下し、伸縮性のない筋肉へと進行します。
また、引っ張ったり持ち上げたりする強引なマッサージによって、故意に筋肉を衰勢させてしまっているケースも見受けられます。
これらの要因により、過収縮した筋肉が、皮膚にシワを作ってしまうのです。

そして、シワの溝が、表情により繰り返し折りたたまれることで、徐々にくっきりしてくるという仕組みです。

喫煙

近年、タバコによる健康問題が囁かれていますが、肌への懸念はあまり知られていません。
喫煙者と非喫煙者のシワの量と深さは、喫煙量が多くなるほど増大することが著明になっております。
簡単に申し上げると、皮膚の早老化につながるということですね。

真皮性シワができやすい部位

真皮性シワができやすい部位は、主に4つあります。

目元

皮膚が薄いために耐性が弱く、同時に、瞬きによる動きが多いためにできやすい。


厳密には、額そのものの皮膚よりも、頭皮がたるむことでできやすい。

眉間

考え事などで、眉間にシワを寄せるクセのある人にできやすい。

口元

乾燥しやすい部位であることに加えて、頬のタルミの影響によってシワが深く刻まれやすい。
シワ顔

真皮性シワはタルミ・毛穴の開きも促進

シワ・タルミ・毛穴の開きは、別々の悩みとして単独で例えられるケースが多いのですが、実は、全てコラーゲンやエラスチンの変性と表情筋の緩みが原因です。

シワ・タルミ・毛穴の開きが現れる順序

ハリと弾力が衰えだすと、小ジワができ始め、その後、徐々にタルミが生じます。
そのタルミは、毛穴の開きを助長します。
※たるんだ皮膚に引っ張られて、毛穴周りの脂肪が支え切れなくなり、縦長に開いてしまう

最終的に、大ジワが増えてくるというパターンです。

コラーゲン・エラスチンと表情筋に特化したスキンケアがポイント

再度申し上げますが、シワ・タルミ・毛穴の開きは、肌の部位によって現れ方が違うだけで、根元は同じです。
つまり、コラーゲン・エラスチンと表情筋をサポートする正しいスキンケアを実践すれば、シワ・タルミ・毛穴の開きを同時に予防できるのです。

シワに負けないスキンケア法

では実際に、どのようなスキンケアを遂行すれば良いのでしょうか!?

紫外線対策化粧品

コラーゲンやエラスチンを傷めつける紫外線を、しっかり防御しましょう。

1年を通して日焼け止め専用の製品を使い続けると、肌への刺激が大きくなるため、パウダーファンデーションの活用がベターです。
パウダーファンデーションは、肌に優しいメイク料であると共に、日常生活レベルの紫外線をカットしてくれるアイテムです。
※UV表示のないパウダーファンデーションでも、ある程度の紫外線カット力があります

買い物や通勤程度の外出ならば、夕方までの間に、3回ほどの塗り直しをすれば十分です。
パウダーファンデーション

コラーゲン対策化粧品

シワ向けの化粧品は、様々なものが出回っています。
どれが良いのか迷うところですが、肌のコラーゲンへ働きかける美容成分を見極めることが大切です。

ちなみに、化粧品に配合される各種コラーゲンは保湿成分のため、肌のコラーゲンとは結びつきません。

評価が高いのはビタミンA成分

美容皮膚科では、レチノイン酸(ビタミンA誘導体)の治療を行っていらっしゃる所もありますが、化粧品成分用としては、刺激が少ないレチノールが適用されています。

レチノールは、レチノイン酸の約100分の1の作用しかないと言われていますが、毎日続けて使うことで、コラーゲンに貢献します。
パルミチン酸レチノール、あるいは、レチノイン酸トコフェリルと表記されたものがお勧めです。

ビタミンAは、油溶性成分のため、美容液やクリームにたくさん配合されています。
クリーム1


ビタミンAとの相乗効果が高いビタミンC

また、ビタミンC誘導体もコラーゲンとの相性が高い成分です。
シワだけでなく、シミ予防としても重宝できるため、一石二鳥ですね。

パルミチン酸アスコルビルリン酸3Naが最もオススメですが、3-O-エチルアスコルビン酸、あるいは、リン酸アスコルビルMg、あるいは、アスコルビルリン酸Naと表記されたものでも良いでしょう。

ビタミンC誘導体の多くは、水溶性成分のため、化粧水やローションにたくさん配合されています。
ビタミンAとの相乗効果が高いため、レチノール化粧品との併用がベターです。

>>ビタミンC誘導体の詳しい解説はこちら
化粧品と女性


肌の代謝を促すピーリング

年齢を重ねるごとに古い角質が肥厚するため、シワが目立ちやすくなります。
その古い角質を除去して肌代謝を促し、コラーゲンの生成にスイッチを入れるのが、ピーリングです。

>>ピーリングの詳しい解説はこちら

乾燥対策化粧品

肌の水分が低下すると、乾燥してゴワつくため、シワが寄り集まって目立ちます。

保湿成分(セラミドヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンなど)がしっかり配合された美容液などを毎日塗布して、柔軟性を保ちましょう。

>>乾燥肌向け美容液一覧
美容液

表情筋対策

表情筋に働きかけるトレーニングや、強引に皮膚を引っ張り上げるマッサージが人気ですが、口や輪郭を大きく動かす行為は、シワの溝部分が何度も伸縮されるため、自らシワを深くしているようなもの。
紙を繰り返し折りたたむと、折り目がくっきりしてくるのと同じことです。

余計な手を加えないことが何よりの得策ですが、真剣に表情筋対策を行いたい人は、顔全体の筋肉に働きかける低周波美顔器がお勧めです。

化粧品は予防である

シワに限らず、タルミ・毛穴の開き・シミなど、肌の老化に気が付いてから慌てて化粧品に手を出しても時すでに遅し…と覚えておいて下さい。

化粧品は、美容皮膚科・美容外科のような治療ではないため、目に見える形で現れた悩みを消すことは困難です。

化粧品における医薬品医療機器等法(旧薬事法)の観点から申し上げると、いかに的確な予防をして、年齢に見合った美肌を保てるかが焦点になります。
この部分をしっかりと心得れば、満足できるスキンケアに辿り付けるでしょう。

>>予防力に優れた美容液一覧

体の内側から美しく

外側からの対策だけでなく、体の内側からのケアも重要なのは、言うまでもありません。

ビタミン成分や抗酸化成分が含まれた食品の摂取

コラーゲンの生成に欠かせない、ビタミンが豊富な食品(ブロッコリー・かぼちゃ・にんじん・ほうれん草・春菊・小松菜・ピーマンなどの緑黄色野菜)や、抗酸化力のあるポリフェノールを多く含むブルーベリーなどを、積極的に摂取しましょう。

十分な睡眠

コラーゲンの生成と関係が深い睡眠を、1日6時間以上は確保しましょう。

適度な運動

コラーゲンの生成を助ける全身運動(ウォーキングやストレッチなど)を、1日15分以上取り入れましょう。

タバコを控える

コラーゲンの生成を低下させるタバコは、止めるか本数を大幅に減らすことを心掛けましょう。

これらは、シワ対策だけではなく、生活習慣病予防にもなるため、日常生活に定着させると良いです。

終わりに

目で確認できるまでに進行したシワ部分は、肌構造そのものが変化してしまっており、医療に託す以外で消すことができないのは、まぎれもない事実です。
つまり、ご自宅レベルでの手入れで、肌構造の変化を元に戻すことは、時計の針を逆戻りさせることに等しいということを肝に銘じて下さい。

しかし、シワが目立ち始める前(20代半ば~後半頃)から最適な予防スキンケアを実践すれば、肌老化にブレーキをかけて、美しく歳を重ねることが可能でしょう。
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