口コミやキャッチコピーに惑わされず、効果の高い美容液を見極めるテクニックを公開!

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美容液に限らず、化粧品を選ぶ判断基準の1つとして「口コミ」があります。
また、実際に購入する際には、口コミに加えて製品に謳われている効果効能・使い勝手・価格などを考慮するのが一般的です。

しかし、本当に高いエイジングケア(年齢に見合った手入れ)を望まれるのであれば、化粧品に表示されている「全成分」を読み解く必要があります。

このコラムでは、効果の高い美容液の成分構成理論をお伝え致します。1 - コピー

美容液は他の化粧品に比べて美容成分が高配合

美容液はその名の通り、他の化粧品(化粧水や乳液など)に比べて美容成分がたくさん配合されているものが多く、正にスキンケアの主役だと言えます。
理由としては、水分と油分のバランスがとれているため、水溶性成分(水に溶けやすい成分)と油溶性成分(油に溶けやすい成分)が、共に安定して配合できるからです。

美容液の全成分構成

美容液の一般的な成分構成は、配合量の多い順に、水+基材成分+美容成分+添加物(界面活性剤・増粘剤・防腐剤・酸化防止剤・PH調整剤・キレート剤など)となっています。
では、それぞれをさらに細かく見ていきましょう。


製品によって違いはありますが、全成分中の約80%~85%以上は水でできています。
※化粧水は約90%~95%以上が水です

基材成分

主に使われるのは、グリセリン・BG・ペンチレングリコールの3つで、非常に低刺激で肌馴染みも良好です。配合量は数%~10%程度でしょう。

美容成分

最も重要な部分です。
目的によって美容成分も違いますが、以下のものが特にお勧めです。

目的対策有効美容成分
保湿

セラミド1、セラミド2、セラミド3、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、エラスチンなど
>>保湿力に優れている美容液一覧

シミ・くすみビタミンC誘導体(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na・リン酸アスコルビルMg・アスコルビルリン酸Na・3-O-エチルアスコルビン酸)、プラセンタエキス、トラネキサム酸、カモミラET、ルシノール、ナイアシンアミドなど
>>シミ対策にお勧めの美容液一覧
シワ・たるみ・毛穴パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール、レチノイン酸トコフェリル、トコフェロール、ビタミンC誘導体(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na・リン酸アスコルビルMg・アスコルビルリン酸Na・3-O-エチルアスコルビン酸)など
>>シワ・たるみ・毛穴対策にお勧めの美容液一覧

添加物

以下のものが、美容液によく使われる添加物成分です。

添加物配合される主な成分
界面活性剤(水溶性成分と油溶性成分を混ぜ合わせる成分)水添レシチン、PEG-60水添ヒマシ油、PEG-20、ポリソルベート80、ポリソルベート20、イソステアリン酸ポリグリセリルなど
増粘剤(とろみや硬さを与える成分)カルボマー、キサンタンガム、コポリマーなど
防腐剤(殺菌成分)メチルパラベン、エチルパラベン、フェノキシエタノール、安息香酸Naなど
酸化防止剤(におい・色などの変質防止成分)トコフェロール、ステアリン酸アスコルビル、パルミチン酸アスコルビルなど
PH調整剤(刺激抑制成分)水酸化Na、クエン酸、クエン酸Na、TEAなど
キレート剤(変色防止成分)エチドロン酸、EDTA-2Naなど
香料オレンジ油、ラベンダー油、ダマスクローズ、シトロネロール、オイゲノールなど

※上記の添加物が全て使われることはマレで、処方内容により必要最低限にまとめられています美容成分10

効果に優れた美容液を選ぶポイント

化粧品の全成分表記は、医薬品医療機器等法(旧薬事法)で配合量の多い順に記載することになっています。しかし、1%以下の配合量の成分は順不同で良いとされています。

ここがポイントになりますが、水と基材成分はほとんどの化粧品で1%以上配合されています。
つまり、基材成分の前に美容成分が記載されている化粧品は高配合の可能性が高く、優れた美容機能を持っていると予想されます。
ただし、美容成分が単体で1%以上配合されている化粧品はそれほど多くありませんので、最低でも基材成分の後に美容成分が記載されている美容液を選びましょう。
※配合上限濃度が規制されている成分(パルミチン酸レチノールは0.03%まで)も一部あります

<例>
①水、BG、ヒアルロン酸Na、グリセリン…
②水、グリセリン、ペンチレングリコール、セラミド3
③水、アスコルビルリン酸Na、ペンチレングリコール、BG…

各添加物は1%以下の配合のものがほとんどですので、後ろの方にまとめて記載される傾向にあるようです。
添加物は悪いイメージとして定着していますが、肌荒れ・痒み・発赤・湿疹などのトラブルを起こさなければ問題ありません。

また、美容成分の種類が多いと各美容成分の配合率はどうしても低くなるため、メインとなる美容成分が単体でたっぷり入っているもののほうが良いです。
食生活では、多種類の栄養素をバランスよく摂取するのが好ましいと言われていますが、化粧品は逆で、良いとされる美容成分を単体でたくさん摂り込む方が肌には効果的なのです。美肌女性3

化粧品の主旨を心得る

化粧品は、医薬品医療機器等法(旧薬事法)で「人体に対する作用が緩和なもの」と謳われており、製造メーカーはその効果範囲内のものを作っています。

加齢による肌老化は、皮膚構造そのものが変化してしまっているため、どんなに高級な美容液を付けても改善することはできません。これは、化粧水やクリームなども含めた全ての化粧品に言えることです。

では、化粧品は何の意味も無いのか…いいえ、そんなことはありません!
化粧品を取り入れている肌と取り入れていない肌では、10年後20年後の肌状態に差が生じると考えられます。
つまり、どれだけ肌老化の進行を緩やかにすることができるか、これが化粧品の最大の役割です。

終わりに

基本的な成分構成と特徴を知るだけで、口コミやキャッチコピーに惑わされず、ご自身の悩みや目的に合った美容液を選ぶことができます。
有効な美容成分が贅沢に配合された予防力の高い美容液を見極めることができれば、美しく歳を重ねることが可能でしょう。
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