抜群の保湿効果が期待できるセラミド配合美容液おすすめ13選!(解説付き)

初めての方は、当サイトの理念をご覧下さい。

科学の進歩で、近年は様々な化粧品成分が開発されており、どれも最新の研究を駆使した素晴らしいものばかりです。

当サイトでは、エビデンス(科学的根拠)が高い成分を、定期的に解説しています。
今回取り上げるのは、「セラミド」です。

セラミド配合美容液の紹介前に

多くの人は、化粧品ばかりに目を向け、「皮膚」について知ろうとしません。

最低限の皮膚の仕組みやメカニズムを理解するだけで、どんな成分が良いのか、どのアイテムを使えば良いのか、自ずと答えは見えてきます。

まずは、皮膚に存在する「セラミド」を学ぶことから始めましょう。

皮膚のセラミド

皮膚は、上から表皮・真皮・皮下組織に分かれており、表皮は、上から角層・顆粒層・有棘層・基底層で成り立っています。

セラミドが多く分布している部位は、表皮角層内の角層細胞の間(細胞間脂質)です。

出典:http://www.kao.com/jp/skincare/structure_03.html

セラミドの占有率

セラミドは、細胞間脂質の主要成分であるスフィンゴ脂質の約50%を占めており、その他には、コレステロールエステル15%・コレステロール5%・脂肪酸20%等で構成されています。

 

スフィンゴ脂質の名の由来

1884年、ドイツの医師、J.L.W.Thudichumは、脳から構造・機能が全く未知の脂質を単離し、スフィンクスの問いかける謎に因んで「スフィンゴ脂質」と命名しました。

セラミド生成の流れ

セラミドは、表皮基底細胞内で、セリンパルミトイルトランスフェラーゼによりアミノ酸のセリンパルミチン酸が付加してできる、ケトスフィンガニンの種々酵素の働きで生成されることが分かっており、顆粒細胞内の層板顆粒として分泌されるまでに、スフィンゴミエリンやグルコシルセラミドに変換されます。

その後、細胞間脂質になるまでには、層板顆粒の細胞が角質細胞になる直前に細胞外に分泌され、層板顆粒中のスフィンゴミエリンやグルコシルセラミドは、同様に層板顆粒中のスフィンゴミエリナーゼやペーターグルコセラブロシダーゼにより、フォスフォリルコリンやグルコースが加水分解で外れてセラミドになります。

やがて、セラミドは、層板顆粒中にあるセラミダーゼにより角層中で加水分解をうけてスフィンゴシンとなり、その生涯を閉じます。

出典:https://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2016/160819_01/index.html

セラミドを中心とした細胞間脂質の構造

セラミドは、角質細胞間で親油基及び親水基を隣同士に従え、他の細胞間脂質も併合して、脂質の二十層を形成しています。

脂質二十層を作るためには、親水基と水素結合をする形で水分子が結合する必要がありますが、その水分子がセラミドの親水基と共に親水層を形成しています。

分かり易く言いますと、セラミドが主要成分の細胞間脂質と水分が、8層くらい交互に折り重なるようにして連なる構造体です。

この組織は、専門用語で「ラメラ構造」と呼ばれており、細胞の頂端側のみに存在することが分かっています。

出典:http://www.kao.com/jp/skincare/structure_03.html

セラミドの機能

セラミドが持つ機能は、主に三つです。

 

■角質水分保持機能

セラミドが脂質二十層を形成する際に必要な結合水が、角層の水分保持機能を担っており、さらに、セラミドを主体とした細胞間脂質のラメラ構造に盛り込まれた結合水が、角層内の乾燥に対処していることが証明されています。

ちなみに、皮膚の水分保持の比重は、セラミドが約80%・NMF(天然保湿因子)が約17%・皮脂が約3%となっています。
つまり、角質細胞間に存在するセラミドは、皮膚の保湿力に深く関わっているのです。
■角質バリア機能

角層の重要な機能の一つで、皮膚から体内への物質(微生物・化学成分などの外的刺激)の吸収を防ぐ経皮吸収バリアと、皮膚の水分の蒸散を防ぐ経皮水分蒸散バリアがありますが、両者は相関しているため、バリア機能という総称で呼ばれています。

バリア機能は、角層の厚さよりも角層内の細胞間脂質との関係が深く、中でも、細胞間脂質の主要成分であるセラミドの量が鍵を握っていると言われています。
つまり、セラミドの脂質二十層によって、バリア機能が統制されていると考えられます。

出典:http://www.kao.com/jp/skincare/structure_03.html

■角質細胞接着機能

角質細胞膜に極性部で結合したセラミドは、疎水部で他のセラミドと相互作用することにより、細胞間脂質と接続しています。
つまり、セラミドは、角質細胞間を繋ぎ合わせるセメント的な接着機能を有しています。

セラミドの減少による皮膚への影響

セラミド代謝酵素の中で、加齢と共に、角層中のセラミダーゼ活性が増加して加水分解が促進され、セラミド量が減少していきます。

加齢の他にも、紫外線・ストレス・化粧品の界面活性剤(特にクレンジング料)などが、セラミド量減少の原因になっていると言われています。

出典:https://www.chocola.com/ceramide/03/


そして、セラミド量の減少による皮膚への影響は、主に三つです。

 

■乾燥しやすくなる

セラミドが持つ角質水分保持機能が低下すると、保湿力が陰ります。かさつき・ごわつき・突っ張りが現れてきます。
■シミやシワが増える

セラミドが持つバリア機能が低下すると、紫外線を吸収しやすくなります。紫外線は、シミの元になるメラニン生成を活発にし、シワの原因になる真皮層のコラーゲンやエラスチンを損傷させます。
■キメ(肌理)が粗くなる

セラミドが持つ角質細胞間を繋ぎ合わせる接着機能が低下すると、凹凸の乱れが目立つようになります。滑らかさが失われ、ざらつき感が増します。

キメ(肌理)が粗い皮膚

キメ(肌理)が整った皮膚


このように、減少するセラミドを補給する目的で開発されたのが、次章でお伝えする化粧品成分のセラミドです。

化粧品のセラミド

人間の皮膚(角質層)に存在するセラミド(細胞間脂質)に相似した物質を、化粧品用に精製加工した保湿成分です。

セラミドの効果

セラミドを皮膚の角層に塗布すると、角質細胞間に侵入して水分を抱え込み、ラメラ構造を形成することが判明しています。
同時に、ラメラ構造内の結合水分子も増加させることが、示差走査熱量測定で確認されています。

これらの作用は、コラーゲンやヒアルロン酸など、他の保湿成分よりも秀でていると言えるでしょう。

よって、セラミドが配合された化粧品は、水分保持機能・バリア機能・細胞接着機能を円滑にサポートすると考えられ、以下のような効果が期待できます。

 

  • ・肌の水分を保つ
  • ・肌に潤いを与える
  • ・肌を乾燥から守る
  • ・肌をしっとりさせる
  • ・肌荒れを防ぐ
  • ・肌を柔軟にする
  • ・肌のキメ(肌理)を整える
  • ・肌の健康を養う

セラミドのタイプ

セラミドにも様々な種類があり、化学構造はそれぞれ違います。
ここでは、当サイトの研究や主観を踏まえ、セラミドの効果(水分保持・バリア)が、優れていると思われる順にご紹介します。

<ヒト型セラミド単体成分>

■セラミドEOP(セラミド1)

セラミドの前駆体であるフィトスフィンゴシンの骨格に、ω-ヒドロキシ脂肪酸が結合し、さらに脂肪酸(主にリノール酸)をエステル化した成分。
■セラミドNS(セラミド2)

別名、N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシンで、皮膚・毛髪に存在するセラミドと同じ構造を持ち、バイオ技術により製造され、主にN-ステアロイルアルデヒドスフィンゴシンから成る成分。
■セラミドNP(セラミド3)

N-ステアロイルフィトスフィンゴシンとN-オレオイルフィトスフィンゴシンの2種類あるが、前者は、皮膚に存在するセラミドと同じ構造を持つ単体成分で、酵母により作られたフィトスフィンゴシンにステアリン酸を結合させた成分、後者は、フィトスフィンゴシンの骨格にオレイン酸を結合させた成分で、処方化が比較的容易である。
両者とも同じ表示名なので、どちらがどの程度配合されているかは推測不可能であるが、それぞれ同レベルの効果を持ち合わせているため、特に気にする必要はない。
■セラミドAP(セラミド6Ⅱ)

別名、N-2-ヒドロキシステアロイルフィトスフィンゴシンで、セラミド4・セラミド5・セラミド6の総称です。フィトスフィンゴシンの骨格に、角質剥離(ピーリング)作用のあるAHA(α-ヒドロキシ脂肪酸)を結合させた成分。


ヒト型セラミドは、文字通り、人間の皮膚(角質層)に存在するセラミド(細胞間脂質)に最も近い構造を司る成分で、水分をサンドイッチのように挟みこんで逃がさない、特有の保水パワーがあります。
湿度が0%になっても蒸発しません。

セラミド1はバリア機能に最適、セラミド3は水分保持機能に最適など、セラミドのタイプによって効果が分別されていますが、化粧品に配合される程度の量では、それほど大きな格差はないでしょう。

よほどの高濃度でなければ刺激も少なく、良質な原料ですが、非常に高価な値で取り引きされているようです。

なお、ヒト型セラミドの成分表記は、セラミドの文字の後ろに、必ずアルファベットか数字が入っています

<ヒト型セラミド混合成分>

■セラミドEOP(セラミド1)、セラミドNP(セラミド3)、セラミドAP(セラミド6Ⅱ)、フィトスフィンゴシン、コレステロール、ラウロイルラクチレートNa、カルボマー、キサンタンガム

ヒト型セラミドを含む、角層の細胞間脂質成分をブレンドした混合成分。(パラベンフリー)
■セラミドEOP(セラミド1)、セラミドNS(セラミド2)、セラミドNP(セラミド3)、セラミドAP(セラミド6Ⅱ)、セラミドEOS(セラミド9)、カプロオイルフィトスフィンゴシン、カプロオイルスフィンゴシン、コレステロール、グリセリン、セテアレス-25、セタノール、ベヘン酸

ヒト型セラミドを含む、角層の細胞間脂質の組成を模倣して設計された混合成分。
■セラミドEOP(セラミド1)、セラミドNS(セラミド2)、セラミドNP(セラミド3)、セラミド5、セラミドAP(セラミド6Ⅱ)、水添レシチン、ダイズステロール(フィトステロールズ)

細胞間脂質に馴染みやすいように、人の皮膚に近い形でセラミド補給を可能にした混合成分。
■セラミドNS(セラミド2)、ベヘニルアルコール、ペンタステアリン酸ポリグリセリル -10、ステアロイルラクチレートNa

水中でラメラ層を形成する、セラミドNS(セラミド2)を安定化させた混合成分。
■セラミド NP(セラミド3)、ベヘニルアルコール、 ペンタステアリン酸ポリグリセリル -10、ステアロイルラクチレートNa

水中でラメラ層を形成する、セラミドNP(セラミド3)を安定化させた混合成分。
■セラミドNS(セラミド2)、セラミド NP(セラミド3)、セラミド AP(セラミド6Ⅱ)、 イソステアリン酸フィトステリル、ベヘニルアルコール、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ステアロイルラクチ レートNa

水中でラメラ層を形成する、セラミドNS(セラミド2)・セラミド NP(セラミド3)・セラミド AP(セラミド6Ⅱ)・イソステアリン酸フィトステリルを安定化させた混合成分。
■セラミドNS(セラミド2)、セラミド NP(セラミド3)、セラミド AP(セラミド6Ⅱ)、フィトスフィンゴシン、ベヘニルアル コール、ペンタステアリン酸ポリグリ セリル-10、ステアロイルラクチレー トNa

水中でラメラ層を形成する、セラミドNS(セラミド2)・セラミド NP(セラミド3)・セラミド AP(セラミド6Ⅱ)・フィトスフィンゴシンを安定化させた混合成分。
■PPG-4セテス-20、DPG、セラミドNS(セラミ ド2)

セラミドNS(セラミド2)を、水に透明溶解できるように処方された混合成分。


これらは、化粧品に配合される前の段階で、ヒト型セラミドや溶剤が数%程度添加されたプレミックス原料で、上記以外にも、多様なヒト型セラミド混合成分が在るでしょう。

ここがポイントになります。

ヒト型セラミド単体成分とヒト型セラミド混合成分を、二つの同様の製品に、それぞれ同濃度で配合するとします。
ヒト型セラミド混合成分を配合した製品に含まれるヒト型セラミドの濃度は、全てトータルしても、直接製品に調合されるヒト型セラミド単体成分より、かなり低くなります。
なぜなら、プレミックス原料として出来上がる過程で薄められた上に、製品へ配合される際、さらに薄くなってしまうというカラクリがあるからです。

例えば、ヒト型セラミド混合成分で最も多く使われているのが、「セラミドNP(セラミド3)、セラミドAP(セラミド6Ⅱ)、セラミドEOP(セラミド1)、フィトスフィンゴシン、コレステロール、ラウロイルラクチレートNa、カルボマー、キサンタンガム」です。
この原料中に含まれるセラミドの割合は、セラミドNP(セラミド3+セラミド3B)1.0%・セラミドAP(セラミド6Ⅱ)0.5% ・セラミドEOP(セラミド1)0.001%となっており、トータルで約1.5%という情報があります。
これだけ見ますと、ヒト型セラミドが1.5%というのは、とんでもない高濃度ですが、その状態のまま製品化されることはほとんどなく、一つの成分として扱われ、最終的に化粧品に添加されるという仕組みです。

もう一つ、ヒト型セラミド混合成分には、配合されている成分に付随する成分(不純物を含む)で、製品中にはその効果が発揮されるより少ない量しか含まれない、いわゆる表記の必要がないキャリーオーバー成分(防腐剤など)が紛れている可能性もあります。

よく、セラミドが3%~4%配合と謳っているフレーズを見かけますが、ヒト型セラミドを、単体でこれほどの高濃度で配合するのは、溶けにくい・沈殿しやすいという性質上、至難の業です。
これらのほとんどは、ヒト型セラミド混合成分としての濃度だと示唆します。
つまり、ヒト型セラミド混合成分として高濃度であっても、実際に製品中に含まれるヒト型セラミドは、微量だと言わざるを得ません。

ただし、プレミックス原料というのは、裏付けに基づいて製造されているため、メーカーが推薦する濃度(ヒト型セラミド混合成分は0.5%程度が主流)以上の配合率であれば、ヒト型セラミド単体成分入り美容液よりも、上質になる可能性を秘めています。

さらに、水溶性で且つ安定感に優れているため、処方しやすいというメリットがあり、他の成分との組み合わせやテクスチャーの調整も比較的容易です。

また、製品のパッケージには、プレミックス原料に使われている全てのセラミドを表記しなければならないため、消費者に与える印象が良いのも特記すべき点です。

<天然型セラミド成分>

■グルコシルセラミド

セラミドにグルコースが結合したスフィンゴ糖脂質の一種で、イネ・コンニャク・トウモロコシ・ダイズ・コムギなどが由来になっている。
■コメスフィンゴ糖脂質

米糠(コメヌカ)より抽出精製された植物性スフィンゴ糖脂質で、大豆リン酸脂質・BG・エタノールで分散させた製剤と、リゾレシチン・水添レシチンで可溶化させた製剤があり、グルコシルセラミドと同類である。
■セレブロシド

動物の脳などから得られる糖脂質。
■スフィンゴモナスエキス

スフィンゴモナス属の菌より抽出精製されたスフィンゴ糖脂質。


植物や動物から抽出されたセラミドを指します。

ヒト型セラミドよりも、水分保持機能やバリア機能へ働きかける効果が少々劣るだけで、クオリティの高い素材です。

<合成型セラミド成分>

■ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド

1987年に、花王株式会社が開発に成功した、セラミド機能成分です。セラミドEOP(セラミド1)がコンセプトになっていると言われていますが、その本位は定かではありません。
配合される製品によっては、「セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド」と表示される場合もありますが、全くの同一成分です。
■ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)

株式会社ルカ・ヴェヌスが開発した、植物由来のアミノ酸系セラミド様成分で、L-グルタミン酸・ラウリン酸・高級アルコール・フィトステロールで構成されています。
角質細胞間脂質モデルで、バリア機能をサポートするラメラ液晶を司ることが確認されています。


厳密にはセラミドではなく、人工的に作られた、セラミドに似た分子構造を持つ合成素材です。
「セラミド疑似成分」とも呼ばれています。

合成や疑似と聞くと、偽物というイメージがありますが、化粧品成分においては、低刺激なうえに、安定性が良いため高濃度で配合できるように設計されており、処方内容によっては、ヒト型セラミドに肉薄する効果があるでしょう。

セラミド配合美容液の選び方

せっかくセラミド入りの化粧品を使うなら、ヒト型セラミド単体成分が配合された製品を選びたいところです。

 

ヒト型セラミド単体成分入り化粧品はこってりとした美容液が最適

ヒト型セラミド単体成分は、水に溶けにくい・水に浮遊しにくい・水に安定しにくい、逆に、油に溶けやすい・油に浮遊しやすい・油に安定しやすい、という特徴があります。

この特徴から鑑みますと、水溶性仕様のテクスチャーが軽いアイテム(化粧水やローション)には、微量しか配合できないため、不向きということが分かります。

即ち、油溶性仕様のテクスチャーが重いアイテム(美容液やクリーム)に、沢山配合されやすいのです。
中でも、溶解性・安定性・他成分との相性等のバランスをトータルで判断しますと、こってりとした美容液がベストではないかと考え得ます。

ちなみに、プレミックス原料は、水溶性仕様が主流ゆえに、ヒト型セラミド混合成分をチォイスするなら、化粧水やローションがベターでしょう。

 

美容液のこってり度は容量単位やパッケージで見極める

こってりとした美容液と言われても、いまいちピーンとこないと思いますので、簡単に見極めるコツをお伝えします。

美容液の容量は、「mL(ミリリットル)」あるいは「g(グラム)」で表記されているものが多いですが、mLは体積・gは重さを表す単位です。
水を基準とした場合、1mL=1gとなりますが、粘性のある物質は密度が高いため、1mL<1gとなることが多いのです。

mLで表記されている美容液よりも、gで表記されている美容液の方が、こってりとしている可能性が高いです。

化粧品は、スプレー式・ポンプ式・キャップボトル式・チューブ式・ケース式など、様々な容器があります。
この中で、クリームのように、液だれしない硬い物質に使用されている容器は、チューブ式・ケース式になります。

つまり、チューブ式・ケース式になっている美容液は、こってりとしているでしょう。

 

ヒト型セラミド単体成分入り美容液の濃度を読み解く

ヒト型セラミド単体成分入りの美容液を見つけても、至適量が配合されていなければ、意味がありません。
そこで、ヒト型セラミド単体成分の濃度を読み解くコツをお伝えいたします。

スキンケア向け化粧品(化粧水・ジェル・美容液・・乳液・クリーム等)のパッケージに表記されている全成分を見ると、一つの法則が浮かび上がります。

水+ベース成分(グリセリン・BG・ペンチレングリコール等)+美容成分+添加物(界面活性剤・増粘剤・防腐剤・香料等)という順で表記されている製品が多く、その背景には、法的な内容が絡んでおり、配合量が多い順に記載しなければいけないのです。
ただし、1%以下の成分は、順不同で良いと謳われています。

全ての製品に該当するわけではありませんが、スキンケア向け化粧品のほとんどは、水とベース成分だけで全体の約95%以上を占め、残りの約5%以下が、美容成分と添加物になります。

そして、美容成分と添加物が、単体で1%以上配合されている化粧品は希少なため、美容成分はできるだけ前の方、イメージが悪い添加物は後ろの方に表記されます。
要するに、美容成分の濃度「低濃度(0.01%未満)・中濃度(0.01%以上~0.1%未満)・高濃度(0.1%以上) ※独自見解を判別することは、限りなく不可能です。

あえて申し上げますと、ヒト型セラミド単体成分が、水+ベース成分の次など、できるだけ前のほうに表記されているかどうか、微妙なジャッジに頼るしかないのが現状です。

また、先に述べましたように、ヒト型セラミド単体成分はコストが高く、価格に反映されやすいため、30ml~50ml(30g~50g)で4,000円以上する美容液には、ある程度の濃度で配合されているのではないかと察します。

 

他の成分との相乗効果を狙ったヒト型セラミド単体成分入りの美容液も有効

化粧品に配合されるヒト型セラミド単体成分の配合率は、0.001%~多くても0.1%程度だと思われますので、使用開始直後から、すぐに画期的な効果を実感できるものは少ないです。

従って、ヒアルロン酸やコラーゲン(いずれも保湿成分)、あるいはナイアシンアミドぺリセア(いずれも角質保護成分)など、健康的な角層環境へ導く成分が一緒に配合されている美容液は、相乗効果が得られるでしょう。

 

シンプルな成分構成のヒト型セラミド単体成分入り美容液がベター

沢山の美容成分が配合された化粧品ほど肌に優しい、とイメージする人が多いと思いますが、実はそうではありません。

皮膚というのは、多くの成分が入り混じった、複雑な構成になっている化粧品ほど、アレルギー症状を引き起こすリスクが高いのです。

ヒト型セラミド単体成分を主要美容成分とした、全成分がシンプルな美容液が理想的です。
あくまでも目安ですが、10つ以下ならば申し分ないでしょう。

さらに、ヒト型セラミド単体成分やビタミンC誘導体成分など、高い美容能力を持つ成分ほど、安定性や防腐等の加工が難しく、製品化されるまでの道のりが険しいのです。

 

ヒト型セラミドの説明がしっかり提示されている美容液が良好

チューブ式の医薬品(塗り薬)を見て下さい。
パッケージには、治癒目的を示した有効成分が、明確に記されています。

もちろん、医薬品と化粧品は法的には全く別物ですが、皮膚に働きかけるプロセスは同じです。
ヒト型セラミド入り美容液の場合、ホームページや広告文などに、ヒト型セラミドの説明と該当製品に対する作用性が、しっかり示されているものを選びましょう。

セラミド配合美容液の使い方

乾燥しやすい目周り・口周り・頬を中心に、手の平・指の平を使って、優しく押さえるようにして顔全体に馴染ませます。

>>基本的な塗り方の詳細はこちら

 

セラミド入り美容液を付ける際の刺激は禁物

浸透を促す目的で、必要以上に擦ったり叩いたりして付ける人がおられますが、化粧品に含まれる美容成分は、刺激を与えなくても、自然に浸透(角層まで)するように出来ています。

皮膚への刺激は、セラミド(細胞間脂質)が傷め付けられ、水分の蒸散が増えて乾燥を助長するため、逆効果です。
あまり知られていませんが、セラミド(細胞間脂質)は、水に浸けただけでも流失する繊細な物質だと言うことを、覚えておきましょう。

せっかく気に入ったセラミド入りの美容液を見つけても、的確な使い方ができなければ、”宝の持ち腐れ”となってしまうのです。

 

セラミド入り美容液を塗るタイミング

水っぽいもの(化粧水・ローション・ジェル等)を先に付けて、油っぽいもの(乳液・クリーム等)ほど後に付けるのが基本で、美容液はその中間に相当します。

 

  1. 洗顔後、お使い付けの化粧水・ローション・ジェルがあれば、最初に付けます。
  2. セラミド入り美容液を付けます。
  3. 乳液・クリームをお使いならば、最後に付けます。


洗顔後にタオルドライをしたら、5分以内を目安に、全ての化粧品を塗布しましょう。

汚れや皮脂等が少ないクリアな状態の皮膚は、美容成分との親和性が高くなりますが、皮脂は分単位で分泌されるため、皮脂膜が形成される前に、全てのケアを完了することが望ましいです。

なぜかと言いますと、皮脂は、その名の通り”脂”ですので、美容成分をはじいてしまう可能性があるからです。

 

セラミド入り美容液は臨機応変に操る

毎日同じパターンで塗布するのではなく、顔の部位・季節・肌質によって使いこなすことが大切です。

 

乾燥しやすく皮脂が少ないUゾーンと呼ばれる目周り・頬・口元は厚塗りにし、乾燥しにくく皮脂が多いTゾーンと呼ばれる額や鼻は薄塗りにする。
夏場は普段お使い付けの化粧水に混ぜて使い、冬場は原液のままたっぷりと使う。
一年を通してカサツキやすい人は、重ね付けをする。


美容液に限らず、あらゆる化粧品を巧みにコントロールすることができれば、ワンランク上のスキンケアが可能です。

食品セラミドとの併用が効果的

セラミドは、化粧品だけでなく、食品からの摂取も有効です。

サプリメントやドリンクなどに使われているセラミドは、米糠(コメヌカ)・小麦・こんにゃく・とうもろこし・ビート・大豆・舞茸・パイナップルなどから抽出された、植物由来の「グルコシルセラミド」が大半を占めています。

安全性の面から、「スフィンゴミエリン」を主成分とした、動物由来のものは少ないです。

保湿作用を検証したヒト試験(向井 克之:こんにゃく芋由来セラミドの食品素材としての機能性,BIOINDUSTAY,19(8),16(2002))でも、植物性セラミドを摂取することで、TEWL(経皮水分喪失)の低下が観察され、皮膚の保湿性が向上することが確認されています。

ちなみに、TEWLとは、Trans Epidermal Water Loss の略で、皮膚から水分が蒸発する量を指し、 1時間に1cm²の皮膚から0.2~0.5mgが正常範囲値で、これ以上に蒸発量が増えたら乾燥肌ということになります。

私達の毎日の食事の中にも、グルコシルセラミドは含まれていますが、消化されにくく、小腸などから吸収されずに、大部分が排出されてしまいます。
しかし、植物から個別に抽出したグルコシルセラミドは、生体で十分利用できる状態にあることが分かっています。

その関連で、植物性セラミドを経口摂取すると、皮膚のセラミド量そのものが増加するという報告(坪井 誠:植物セラミドの表皮セラミド産生促進作用による美肌効果,FOOD STYLE21,10(2),49(2006))があります。

さらに、ハリや弾力を担う、線維芽細胞のコラーゲンにも働きかけると言われています。

ポイントとしましては、水溶化されたドリンクタイプは人気がありますが、含有量が低い(0.3%~1%程度)ようですので、粉末・粉末のソフトカプセル・錠剤などの含有量が高い(3%~10%程度)固形タイプが良いでしょう。

このように、化粧品に加えて、食品からもセラミドを補うことは、年齢に則した美肌を保つための一手段だと言えます。

セラミド配合美容液おすすめ13選

お待たせしました!
それでは、当サイトが分析・厳選した、効果が期待できるセラミド配合の美容液を、ご紹介いたします。

※掲載順は効果の高低を意味するものではありません

ヒト型セラミド単体成分入り美容液

ノブ Ⅲ バリアコンセントレイト

品名:ノブ Ⅲ バリアコンセントレイト(医薬部外品)
販社:常盤薬品工業株式会社(ノエビアグループ)
容量:30g
価格:5,400円(税込)

有効成分:グリチルレチン酸ステアリル
その他の成分:水、BG、スクワラン、濃グリセリン、ベタイン、ホホバ油、ジメチコン、ベヘニルアルコール、親油型ステアリン酸グリセリル、SEステアリン酸グリセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル、N-ステアロイルフィトスフィンゴシン、ヒアルロン酸Na-2、α-グルコシルグリセロール液、dl-α-トコフェロール、2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム塩、カルボキシビニルポリマー、クエン酸、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、ワセリン、水酸化K、軟質ラノリン脂肪酸コレステリル、フェノキシエタノール

解説:あれ?セラミドが入ってないよ…と思われますが、ちゃんと入っています!
N-ステアロイルフィトスフィンゴシン=セラミドNP(セラミド3)です。医薬部外品の場合は、表示名が異なるのです。
有効成分のグリチルレチン酸ステアリルは、化粧品によく使われるグリチルレチン酸2Kよりも強力な消炎作用があるので、肌荒れを未然に防いでくれるでしょう。
保湿成分としては、N-ステアロイルフィトスフィンゴシンの他にも、スクワラン・ベタイン・ホホバ油が、高濃度で配合されていると思われます。
他にも、ヒアルロン酸・ワセリンが添加されていることを考えると、かなりしっとりとした使用感だと伺えます。
厚生労働省に認可されている薬用化粧品だけあって、非常によく出来た美容液です。

公式サイトはこちら

 

DHCビューティリフトエッセンス

品名:DHCビューティリフトエッセンス
販社:株式会社ディーエイチシー
容量:50mL
価格:4,835円(税込)

成分:水、グリセリン、BG、1,2-ヘキサンジオール、メバロノラクトン、セラミド3、カラスムギ穀粒エキス、ペンタペプチド-18、オリーブ果実油、カルボマー、PEG-60水添ヒマシ油、水酸化K、メタリン酸Na、フェノキシエタノール、カプリリルグリコール、エチルヘキシルグリセリン

解説:セラミドNP(セラミド3)の配合量は、あくまでも表記位置からの精査になりますが、化粧品としては申し分ないでしょう。
セラミドと同様、細胞間脂質に働きかけるメバロノラクトンは、注目の美容成分ですので、便乗効果が望まれます。
何と言っても、効能評価試験クリア製品のみが許される「乾燥による小ジワを目立たなくする」という文句が記載されているため、保湿力の高さは立証されています。
シンプルな成分構成なので、インパクトは薄いですが、余計なものは極力入れず、乾燥対策にターゲットを絞った、有能な美容液だと伺えます。

公式サイトはこちら

 

リフティングエッセンス

品名:リフティングエッセンス
販社:小林製薬株式会社
容量:30mL
価格:7,344円(税込)

成分:水、グリセリン、BG、ペンチレングリコール、ジグリセリン、セラミド2、ダイズステロール、マクロプチリウムアトロプルプレウム花/葉/茎エキス、ベルノニアアペンジクラタ葉エキス、ヒメフウロエキス、カンゾウ葉エキス、サッカロミセス溶解質エキス、プランクトンエキス、ミツガシワ葉エキス、スーパーオキシドジスムターゼ、(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー、ポリクオタニウム-51、ジ酢酸ジペプチドジアミノブチロイルベンジルアミド、パルミトイルジペプチド-5ジアミノブチロイルヒドロキシトレオニン、パルミトイルジペプチド-5ジアミノヒドロキシ酪酸、パルミトイルトリペプチド-5、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、PPG-10メチルグルコース、PPG-20メチルグルコース、PEG-75、ポリビニルアルコール、フェノキシエタノール、アルカリゲネス産生多糖体、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、フェルラ酸アルギニン アルギニン

解説:有名なヒフミドシリーズの製品です。ヒト型セラミド単体成分は、セラミドNP(セラミド3)が使われるケースが多いのですが、この美容液は、セラミドNS(セラミド2)が使われています。
全成分の数が多いため、セラミドNS(セラミド2)の配合率が気になりますが、ダイズステロールやポリクオタニウム-51など、水分保持に有効な成分が含まれているので、安定した潤い感が得られるのではないでしょうか。
見慣れない名称の成分も沢山並んでいますが、刺激が出なければ、特に気にする必要はないでしょう。

公式サイトはこちら

 

天使の聖水

品名:天使の聖水
販社:株式会社キャメロン&ガブリエル
容量:100mL
価格:4,320円(税込)

成分:水、グリセリン、ソルビトール、ペンチレングリコール、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)、セラミド3、ヒトオリゴペプチド-1(EGF)、加水分解エラスチン、加水分解ヒアルロン酸、加水分解コラーゲン、フラーレン、水溶性プロテオグリカン、ウンカリアトメントサエキス(AC-11)、プルラン、PCA-Na、マンニトール、マルトデキストリン、クエン酸Na、クエン酸、PVP、BG、フェノキシエタノール

解説:話題の成分を「これでもか!」というくらい、贅沢に詰め込んでおります。
美容成分は、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)・セラミド3、ヒトオリゴペプチド-1(EGF)・加水分解エラスチン・加水分解ヒアルロン酸・加水分解コラーゲン・フラーレン・水溶性プロテオグリカン・ウンカリアトメントサエキス(AC-11)・プルランですが、この中で、セラミド3・加水分解エラスチン・加水分解ヒアルロン酸・加水分解コラーゲン・水溶性プロテオグリカン・ブルランは保湿成分のため、乾燥肌の方には是非試していただきたい製品です。
一方、高価な原料がこれだけ入って、100mLで4,320円(税込)ですので、セラミドNP(セラミド3)の配合率が気になりますが、何より、妥協したくないという”美”へのポリシーを感じる美容液です。

公式サイトはこちら

 

ドクターY エモリエントエッセンス(大)

品名:ドクターY エモリエントエッセンス(大)
販社:株式会社トラストトータルサービス
容量:50mL
価格:8,208円(税込)

成分:水、グリセリン、PEG-20、マルチトール、ペンチレングリコール、トリエチルヘキサノイン、ホホバ種子油、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、PEG-60水添ヒマシ油、セラミド3、カルボマー、ヒアルロン酸Na、水酸化Na

解説:女性から圧倒的な人気がある、カリスマ美容皮膚科医、吉木伸子先生プロデュースの保湿美容液です。
全成分を見た自説になりますが、おそらく、配合量の多い順に正直に表記されている、堅実な製品でしょう。
確かに、セラミドNP(セラミド3)の表記ポジションを見ると、多量に含まれているとは思えませんが、これは、溶解度や沈殿性など、化粧品としての”見た目”を考慮した結果だと察します。
ただし、全成分の数が少ないため、有効量(0.01%以上)は入っていると思われます。
その上、水分を挟み込んで保持する、セラミドに似た働きがある「ヒドロキシステアリン酸コレステリル」という成分が、陰の立役者だと言えます。
重ねて、シンプルな構成の製品ほど皮膚当たりが穏やかなので、敏感な肌質の人にも嬉しい美容液です。
ちなみに、30mLで5,832円(税込)の(小)サイズもあります。

公式サイトはこちら

ヒト型セラミド混合成分入り美容液

CeraCure Essence

品名:CeraCure Essence
販社:株式会社CORES
容量:30mL
価格:5,000円(税込)

成分:水、BG、セラミドNPセラミドAPセラミドNSセラミドNGセラミドEOPセラミドEOSセラミド5、カプロオイルスフィンゴシン、カプロオイルフィトスフィンゴシン、フィトスフィンゴシン、グルコシルセラミドラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルルドデシル)、カルボキシメチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン、EDTA-2Na、メチルグルセス-10、グリセレス-26、ジグリセリン、ベヘン酸、リゾレシチン、水添レシチン、カルボマー、キサンタンガム、フィトステルローズ、コレステロール、セテアレス-25、セタノール、アルギニン、α-グルカン、メチルパラベン、フェノキシエタノール

解説:これは凄いです!濃度までは読み取れませんが、複数のヒト型セラミド混合成分配合で、なおかつ、天然型セラミド成分、合成型セラミド成分、細胞間脂質成分のフィトスフィンゴシン類、保湿成分の定番であるヒアルロン酸とコラーゲンまで詰め込まれており、美容に興味がある人にとっては大変魅力的です。
添加物(界面活性剤や増粘剤など)を見ると、ベタつきは少ないと思われるので、毎日のスキンケアにストレスなく使えそうです。
その上、成分構成・容量・価格など、こだわりがないと実現化しないエレメントですので、コストパフォーマンスに優れているでしょう。
なお、グルコシルセラミドの元になっている植物を気にする人がおられますが、当製品は、水添レシチンとα-グルカンが配合されているので、米由来だと推測されます。

公式サイトはこちら

 

モイスチャーマトリックスNX

品名:モイスチャーマトリックスNX
販社:有限会社DSR
容量:30mL
価格:5,400円(税込)

成分:水、グリセリン、プロパンジオール、ベヘニルアルコール、ラウロイルラクチレートNa、セラミド1セラミド2セラミド3セラミド5セラミド6Ⅱ、フィトスフィンゴシン、コレステロール、フィトステロールズ、トリスヘキシルデカン酸ピリドキシン、ヒドロキシプロリン、グリチルリチン酸2k、PCA-Na、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、リシン、アルギニン、トレオニン、プロリン、ヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-51、スクワラン、マカデミア種子油、オクチルドデカノール、テトラヒドロファルネシル酢酸グリセリル、ブドウ果実細胞エキス、ブドウ液汁エキス、ラベンダー花水、エチルヘキシルグリセリン、1,2-ヘキサンジオール、ステアリン酸、ベタイン、ソルビトール、イソマルト、BG、キサンタンガム、カンテン、カルボマー、水添レシチン、レシチン、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ステアロイルラクチレートNa、クエン酸、クエン酸Na

解説:こちらも、複数のヒト型セラミド混合成分が使われています。そして、ヒト型セラミド混合成分の濃度が、0.75%であることを公表しているので、原料メーカーの推薦濃度を満たしていると考えられます。
こういった、濃度などの重要な観点を公にすることは、研究による自信の表れです。
他にも、保湿力に定評のあるヒアルロン酸Na・ポリクオタニウム-51(リピジュア®)や、セリン・グリシン・グルタミン酸・アラニン・リシン・アルギニン・トレオニン、プロリンというアミノ酸系保湿成分も配合されているため、万丈の潤い感が得られるでしょう。

公式サイトはこちら

 

モイスチャライジングセラム

品名:モイスチャライジングセラム
販社:株式会社エトヴォス
容量:50mL
価格:4,320円(税込)

成分:水、グリセリン、ラベンダー花水、BG、1,2-ヘキサンジオール、セラミド1セラミド2セラミド3セラミド5セラミド6Ⅱ、フィトスフィンゴシン、コレステロール、フィトステロールズ、ヒアルロン酸Na、PCA-Na、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、トレオニン、プロリン、タウリン、ロイシン、バリン、イソロイシン、チロシン、フェニルアラニン、アスパラギン酸Na、リシンHCl、ヒスチジンHCl、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、アラントイン、スクワラン、ホホバ種子油、メドウフォーム油、シア脂、アロエベラ葉エキス、クズ根エキス、クロレラエキス、ローマカミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、カミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、フユボダイジュ花エキス、ベヘニルアルコール、水酸化K、キサンタンガム、カルボマー、水添レシチン、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ラウロイルラクチレートNa、ステアロイルラクチレートNa、ラベンダー油、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール

解説:ヒト型セラミド混合成分の選択は、上記「モイスチャーマトリックスNX」と似ていますが、各種天然保湿因子(NMF)もしっかり加わっており、細胞間脂質をイメージした趣向になっています。
べたつかないのにしっとりするテクスチャーが、安定した人気を保っている要因の一つでしょう。
大きな特徴としましては、ラベンダー花水による心地よい香りを楽しめます。ラベンダーは、気持ちを落ち着かせるリラックス効果があると言われています。
皮膚にも心にもアプローチする、ハイスペックな美容液です。

公式サイトはこちら

 

プロフォーミュラエフェクトセラム セラミド

品名:プロフォーミュラエフェクトセラム セラミド
販社:株式会社ローネジャパン
容量:30mL
価格:2,138円(税込)

成分:水、BG、セラミド2、ベヘニルアルコール、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ステアロイル乳酸Na、フェノキシエタノール

解説:セラミド2がソロで配合されているため、ヒト型セラミド単体成分だと勘違いされますが、ヒト型セラミド混合成分「セラミドNS(セラミド2)、ベヘニルアルコール、ペンタステアリン酸ポリグリセリル -10、ステアロイルラクチレートNa」の美容液です。
ステアロイルラクチレートNaは、表記名称を変えただけで、ステアロイル乳酸Naと同一成分です。
その他の成分は、水・ベース成分のBG・防腐剤のフェノキシエタノールですので、おそらく、ヒト型セラミド混合成分として完成された原料をそのまま製品化、または、それに類似した状態のものであると予想されます。
つまり、限りなく、ヒト型セラミド単体成分タイプに近い美容液だと言えます。
しかも、セラミドNS(セラミド2)の濃度は、かなり高いと予想されます。原液のまま使用すると刺激を覚える可能性がありますので、化粧水に数滴混ぜて使うと良いでしょう。

公式サイトはこちら
※こちらの製品は現在お取り扱いされていない可能性もあります

天然型セラミド成分入り美容液

セラミド200

品名:セラミド200
販社:レノア・ジャパン株式会社
容量:20mL
価格:1,944円(税込)

成分:水、1,2-ヘキサンジオール、コメヌカスフィンゴ糖脂質、フェノキシエタノール、水添レシチン、リゾレシチン

解説:人気のチューンメーカーズシリーズの製品です。全成分は地味ですが、逆に捉えると無駄がなく、肌への刺激が少ない設計になっています。
天然型セラミド成分の「コメヌカスフィンゴ糖脂質」として精製された成分に、水量の微調整等、僅かに手を加える程度で製品化されていると思われ、いわゆる”原液”と呼ばれる化粧品です。
ヒト型セラミドに比べると若干保湿力等は弱いですが、決して侮ってはいけません。
当製品のように、しっかりとした濃度で配合されておれば、納得の満足感が得られるでしょう。
60mLで4,752円(税込)のBIGサイズもあります。

公式サイトはこちら

 

ハーヴドセラム

品名:ハーヴドセラム
販社:株式会社マダムヨシコ
容量:40mL
価格:2,980円(税込)

成分:水、BG、ペンチレングリコール、グルコシルセラミドラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、(アスコルビル/トコフェリルリン酸K)、ポリクオタニウム-51(リピジュア®)、クスノキ葉油、ニオイテンジクアオイ油、パルマローザ油、ショウズク種子油、アミノカプロン酸、アルカリゲネス産生多糖体、グリセリン、α-グルカン、水添レシチン、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、トコフェロール、1,2-ヘキサンジオール、ラウリン酸ポリグリセリル-10、PPG-8セテス-20

解説:グルコシルセラミドの元になっている素材は分かりませんが、植物由来の成分であることは間違いないでしょう。
この美容液の特記すべき点は、合成型セラミド成分である「ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)」を、同時に配合していることです。天然型+合成型という組み合わせは、あまり見かけませんので、大変興味深いです。
しかも、しっかりとした濃度で配合されていると思われるため、試してみる価値は十分にありそうです。
重ねて、高保湿成分で知られる「ポリクオタニウム-51(リピジュア®)」が、保湿感アップに一役買っています。
軽いテクスチャーのようですので、一年を通して満遍なく使えそうです。

公式サイトはこちら

合成型セラミド成分入り美容液

Curél美容液Ma

品名:Curél美容液Ma(医薬部外品)
販社:花王株式会社(Kao Corporation)
容量:40g
価格:1,700円前後~2,500円前後程度(販売店によって異なる)

有効成分:アラントイン
その他の成分:水、グリセリン、PEG1540、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、ジメチコン、水溶性ショウキョウエキス(K)、ユーカリエキス、フィトスフィンゴシン、セタノール、グリセリン脂肪酸エステル、BG、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩・N,N-ジメチルアクリルアミド・ジメタクリル酸ポリエチレングリコール共重合体/PEG混合物、L-グルタミン酸、パラベン

解説:合成型セラミド成分「ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド」の開発元である、花王株式会社の「キュレル 潤浸保湿 美容液」です。
医薬部外品として厚生労働省から承認されており、同時に、「乾燥による小ジワを目立たなくする」という効能評価試験もクリアしているので、保湿力と肌荒れ予防の効果は、かなり信頼性が高いです。
尚且つ、皮膚に対する刺激性を確認する試験「乾燥性敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み」も取得しているため、低刺激であることが実証されています。
※全ての人に刺激が起きないわけではありません
意外にも、アラントインが有効成分に指定されていますが、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドとの相性が良さが、他にはない独創性を生み出しています。
容量表示がgになっていることと、パッケージがチューブ式になっていることを考えると、濃厚な使用感でしょう。

公式サイトはこちら

 

瑠璃香セラミア

品名:瑠璃香セラミア
販社:株式会社 ルカ・ヴェヌス
容量:30mL
価格:4,725円(税込)

成分:水、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) 、1,2-ヘキサンジオール、グリセリン、プラセンタエキス、ヒアルロン酸Na、水添レシチン、ラウリン酸ポリグリセリル-10、トコフェロール

解説:合成型セラミド成分「ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) 」の開発元である、株式会社 ルカ・ヴェヌスの導入美容液です。
化粧水に近いテクスチャーですが、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)の濃度は高く、1%を超えていると思われます。
サラッとしているため、これだけで物足りない人は、乳液やクリームを重ね塗りすると良いでしょう。
必要なもの以外は極力入れないという、導入美容液にふさわしいスマートな成分内容がお見事です。

公式サイトはこちら


※美容液等の化粧品の効果は年齢・肌質・塗布量・使用頻度等により個人差があります

終わりに

セラミド配合の美容液は、乾燥肌に悩む人はもちろんのこと、健康肌の人も、水分保持機能やバリア機能が低下し始める20代後半に差し掛かったら、是非、毎日のスキンケアに取り入れていただきたいアイテムです。

筆者: 松原 好克(セラミド研究会会員)
参考文献:<編集>セラミド研究会<発行人>川添辰幸『セラミド-基礎と応用-ここまできたセラミド研究最前線』(株式会社 食品化学新聞社、2011年10月1日発行)/<著者>吉木伸子<発行人>池田 豊『素肌美人になるためのスキンケア美容医学事典』/<発行人>山科峯緒『化粧品成分用語事典2008』(中央書院、2008年2月15日発行)/<運営元>株式会社 寿ケミカル『株式会社 寿ケミカル HP』(Evonik社原料ページ)/<運営元>日光ケミカルズ 株式会社『ケミナビ』(製品カタログ、Ⅰ.特殊成分・活性成分 3.セラミド 4.セラミド配合原料)/<運営元>日本精化 株式会社『日本精化 株式会社 香粧品事業部専用HP』(Phytopresome™ Cera-Vページ)

>>目からウロコ!?化粧品の本音

No tags for this post.


美容液の基礎知識

美容液は、今やスキンケアには欠かせないアイテムとなっています。 注目度や人気も年々高まっているため、各化粧品メーカーは美容液の…
▶詳しくはこちら
美容液は、消費者の目的に応じたオリジナル性の高いものが多くなっており、配合される美容成分によって分類されます。 このページでは…
▶詳しくはこちら
次から次へと登場する美容液に目移りして、どれが良いのか迷う人も多いと思います。 このページでは、美容液を選ぶ際のポイントをお伝…
▶詳しくはこちら
このページでは、美容液の効果を最大限に発揮するための、効率の良い塗り方をお伝え致します。①十円玉小~大(肌質に合わせて)の美容…
▶詳しくはこちら
このページでは、お問い合わせが多い美容液に関するご質問と、その回答を掲載致します。 Q.美容液はいつどのタイミングで使えば良い…
▶詳しくはこちら

運営編集長紹介

松原好克
編集長の松原好克です。
美容液について確かな情報を発信いたします。

▶編集長について詳しくはこちら